バブルへGO!

最近,ホイチョイが「気まぐれコンセプト クロニクル」を出したのをみかけて,つい買ってしまった.w 内容はバブル期以降のダイジェスト版で,(下ネタ中心の構成なのが残念だが)最初の方のバブル真っ只中な状態から,どんどん不景気になっていくあたりがかなり面白い.まだ前半くらいしか読んでいないのだが,オレが中学〜高校くらいの時期の,バブル景気に浮かれまくっていた日本の世相が思い出される.

で,そもそも「気まコン」が今頃になって発売される理由は,映画「バブルへGO!!〜タイムマシンはドラム式」の宣伝ということらしいのだが,読んでると,たしかに実写でバブルの世の中を見返したくなってくる.…ということで映画を見てきたのだが,けっこう面白かった.言うまでもなくストーリー自体はくだらないのだが,金がジャブジャブ溢れている世の中の描写と,普通に懐かしさを感じるネタが絶妙のサジ加減で織り交ぜられ,相変わらずのホイチョイのセンスの良さを感じさせられた.とにかく「あー,確かにそうだった!」みたいな小ネタが連発.いやー,ああいうのを見て「懐かしい」と感じるあたり,歳を取ったんだなぁ…

という感じで,オレと同世代or上の世代の人は(DVD化まで待ってレンタルで見ても良いレベルだとは思うけど)一見の価値アリだと思う.そしてオレより若い世代の人も,この映画で「へー,バブルってこんな世界だったんだ〜」というのを見ておくのも良いんじゃないかと思う.