沈まぬ太陽

原作の小説は読んでいないので,全く予備知識無しの「沈まぬ太陽」.

キャストを見ればわかるように,かなり気合の入った力作.「渡辺兼がプレミア試写会で泣いた」というのもわかる気合だった.ただ,素な感想として「どこまでホントなの?」という感じ.で,帰ってきてからWikipediaを見たら,やっぱ全面的にフィクションというか,要は片側に肩入れして作られた小説なのね…. しかし,色んな意味で(良くも悪くも)昭和を感じさせる熱い内容だった.

でもトータル3.5時間(10分の休憩有り)はさすがに長すぎるだろ.30分は短くして欲しいところだ.それと,オレは邦画を見るとカットに違和感を覚えることが多いのだが,本作でも何度も違和感があった.あれは何なんだろうか?あとCGがあまりにもショボすぎ.象のCGが難しいのは理解できなくもないが,あのジャンボのCGのショボさは何なんだ?あれってゲームのリアルタイムレンダリングのレベルじゃないか?