The Book of Eli

ザ・ウォーカー

米国人の考える話で「終末を迎えた世界で1冊の本を西に運ぶため,30年間歩き続けている男の話」と言われりゃ,そりゃ”あの本”しか無いわけで,そこを秘密にする意味って無いような…

で,いくらなんでも米国大陸を横断するのに30年もかからんだろ,というツッコミを入れたくなるが,そういう設定(文明が途絶えて数十年)にしないと成立しないような無理矢理な話で,要は全てにおいて無理がありすぎる内容.

宣伝の売り文句になっている最後の展開は,半分は事前の予想通りだったが,半分は「( ゚д゚)」という感じ.「( ゚д゚)」の部分は,単にオチのために取って付けたような印象が否めない.

元の小説がヒットしたのは想像できるが,映画化して失敗した系かなぁ.ま,それでも面白いといえば面白いけど.