Whatever Works

人生万歳!

ウディ・アレンのここ2作「Cassandra's Dream」と「Vicky Cristina Barcelona」は,どちらも「…」という感じだったのだが,本作は久しぶりに「おぉ!前のあの軽妙な感じが戻った!」という感じ.…と思ったら,これって昔に書いたもののお蔵入りしてた脚本を復活させたものらしい.なるほどね.

作品自体は十分に楽しかったが,見ながらずっと「あぁ恵比寿ガーデンシネマで見る映画もこれが最後か」と悲しい気分を引きずっていた.一応「休館」と発表されているが,雑誌の「休刊」と同じで復活することは無いんだろうなぁ.ミニシアター受難の時期だが,銀座エリアの映画館群は大丈夫だろうか?