デスクトップサーチ

Googleデスクトップサーチをインストールしてみた。最近、自宅PCで古いファイルを探すのに苦労するケースが多々あるのだ。ファイルやフォルダの名前で検索ができればいいだけなので、本来はWindows標準のファイル検索で十分だ。しかし、ここしばらく標準の検索機能が(なぜか)全くファイルを見つけてくれず、使い物にならないのだ。HDDのトップから検索しても一瞬で検索が終わるので、何かのエラーで検索に失敗してるとしか思えないのだが、エラーメッセージも出ないで「見つかりませんでした」なので、どうしようもない。

ま、それ以外に「ふと試してみたくなった」というのも理由の一つなのだが、とにかくGoogleデスクトップを入れてみた。感想は...かなりダメだった。検索精度がどうとかいうレベルではない。まず、ダメな点その1:

  • 管理者権限でしかインストールできない
  • インストールしたユーザしか検索できない

つまり、管理者しか検索できない。この時点ですでに論外だ。え?個人PCなんだから普段から管理者権限だろうって?いやいや、UNIX上がりの人間には、どうもそういう使い方は気持ち悪くてね...さらに、ダメな点その2:

  • 外付けHDDは検索できない仕様

確かに、プログラム作ってる側から見ればリムーバブルメディアなんかの扱いは困るところだろうとは思う。が、ユーザの立場から言わせてもらえば、オプションで設定するなり何なりで対処して欲しいところだ。

この時点で、どうしようか思案した。その結果、試しにWindowsデスクトップサーチもインストールしてみることにした。こちらは上記の2点のどちらも問題無かった。ただしIEと強固に結びついてるあたりが気持ち悪いとか、3rdパーティ製品のファイル用のプラグインの数が極端に少ないとか、いかにもMicrosoftっぽい感じだ。見た目のデザインもMSっぽさ満載。Firefoxと融合できないのもチョー不便。しかし、宗教観を捨てれば、なかなか良さそうだ。

インデックス作成のインターフェースにしても、Googleは「インデックス作成の裏ジョブを一時強制停止する」以外は何も制御できない仕様だ。作成状況も、確認できるのはインデックスの数だけなので、どの程度まで作成されてるのかサッパリわからない。それに比べて、MS製は「今から作成する」「一時停止する」があって、さらにオプションのウィンドウ中には「再構築する」まであって、作成状況もわかりやすいと思う。ただし、Windowsデスクトップは肝心の検索に関して(日本語の検索結果が)ビミョーに怪しい。さらにインデックス作成はGoogleのように水面下で無意識に動いてくれるわけではなさそうだ。

うーん...とりあえず、しばらくはWindowsデスクトップかなぁ...