横浜の変化

久しぶりに通った本牧は、商業地としてヤバさが増加しているように見えた。1月に撤退したLong Wallの場所は、跡地に入る店が無いみたいで、いまだにLong Wallの看板が付いた空き店舗になってる。ル・ファール本牧は、バブル崩壊の影響をモロにくらって潰れたのが何年前だろうか…建物はずっと残っていたのが、今日は跡形も無くなっていた(何か工事中)。マイカル12番館も工事中。しかも、土曜の午後なのに人が全然いない。本当にヤバい感じだ。

その反面、マイカル周辺にやたらとマンションが増えている。おそらく、昔に比べると割安感はあるんだろうが、あんな不便な場所にマンション買う人がそんなにいるのだろうか?商業地として失敗したものの、住宅地としての活路を模索してるという感じなのだろうか?いや、ホントにわからん。

逆に、元町は完全に復活していた。20年くらい前から右肩下がりで明らかに下降し続けていたのに「みなとみらい線開通」という一撃だけでここまで復活するとは…やっぱり公共交通機関の影響は大きい。しかも、石川町駅からもそんなに遠くないから、交通の便という意味では元からそれほど大きく変わっていないのに…(と言っても、「中華街」「みなとみらい」あたりの存在を考えると、やはり、みなとみらい線京浜東北根岸線より便利に感じられるのは事実だが)そういえば、麻布十番も2000年に地下鉄の駅ができるまでは「陸の孤島」状態だったらしく、ハイソな人だけのエリア(良く言えば「隠れ家」)だったのに、駅ができた+六本木ヒルズが建った影響で一般人がなだれ込んで来て、客層が変わったらしい。お陰で、麻布十番商店街の店も入れ替わりが激しいそうだ。みなとみらい線本牧に延びれば、本牧も随分と変わるんだろうけどなぁ。

ふと思ったが、伊勢佐木町とか馬車道とかの景気はどうなってるのだろう…馬車道は(昔から落ち着いた雰囲気だったから)まだしも、伊勢佐木町なんかも高校時代から年々寂れる一方だった。みなとみらい地区が栄えるに従い、商業の中心が関内エリアから桜木町エリアへ移ってしまったわけだが、どうやって復活するつもりなのだろうか?いまやカレーミュージアムくらいしか客寄せのネタが無いわけだが…

関係無いが、帰りは久しぶりに近藤家(川崎店)でラーメンを食べた。別にラーメンを食べにいく予定なんて無かった(というか、最近はなるべく食べないようにしてた)のだが、衝動的に食べてしまった。いや、あいかわらず旨い。


一部、加筆しました。