免許センター

免許の更新なんてすっかり忘れてたのだが、今朝急に思い出し、うゎ今週一杯で切れる!と思って焦って行った。しかし、免許センターの行列で待ってる間にふとハガキ&免許証を見てみたら、免許の期限が誕生日の一ヶ月後まで延びてたらしい。焦って損した。ま、いずれ行かなきゃいけなかったんだから…と納得するしかないな。

今から3年前の違反があるので、違反者講習(2時間)を受けてきた。基本的にはここ数年+今後の道路交通法の改正内容についての告知の場なわけで、そちらの意義はわかる。しかし、あの講習に付き物の映画、あれは何とかならんもんかね。今回の映画の内容は、飲酒運転車に引かれた母親が死亡して、その夫と子供3人の家庭が苦労していく様を描いたものだ。交通事故の悲惨さを学ばせようという目論見なわけだが、そもそも車とか事故とか運転手とかは冒頭の3分くらいしか出てこない。つまり、普通に父子家庭の苦労を描いたドラマを延々と30分以上見させられたわけだ。今時、こんな映画を見て生き方を改める人間がいるのだろうか?

肝心の法改正の内容も、相変わらず「罰則の強化」「新たな罰則の制定」が大半だ。一部規制緩和する場合も、かならず大幅な罰則強化とセットになる。検挙数が減っている違反も罰則強化されるのだが、これは「売り上げが落ちてきたから単価を上げる」というところだろうか。警察って組織、そこまで露骨に金を集めて、いったい何に使ってるのかが不思議だ。

ところで、うちの職場の近くに謎な標識の付いている交差点がある。そもそも右折する道が無いのに、「右折しちゃダメよ」的な指定外方向侵入禁止の標識が付いているのだ。そこで右折方向に行く可能性としては、Uターン以外にありえない。つまり、下図のような状況。

で、その道でUターンしていいのかどうか、職場のKさんと議論したことがあるのだが、結論は出なかった。これを思い出したので、今日の教官に聞いてみた。説明してる間に他の教官も集まってきたのだが、教官達の結論としては「Uターン禁止と書かれてないのであれば、Uターンして構わない。そもそも、そこにそんな変な標識が付いてること自体がおかしい。不親切だ」だそうだ。「どこだ?」と聞かれて場所を説明したら「あぁ、都内か…(神奈川じゃなくてよかった)」という反応。「そういう変な標識は苦情を言った方が良いよ」とまで言われた。ま、わざわざ苦情なんて言わないけどね。