ボス還暦祝い

米国時代のOB会+職場のボスの還暦祝を兼ねた企画で、六本木のANAホテルへ。俺が出た1次会に関しては、還暦はあまり関係無かった。わりと単なるOB会っぽい雰囲気。というか、メンバー的には(俺の業界である)CV研究の関東の実力者が世代の壁を越えて大集結という感じ。ヘタな学会よりは明らかにレベルが高いメンバー。もしこれで重鎮のI先生@T大まで来ていたら…。しかし、ある意味で嫌な集団だと素で感じた。デジカメで記念写真を撮る時の皆の冗談がウザいと本気で思ったのは、俺がすでにCV研究を愛していないということだろうか?(w

久しぶりにお目にかかった大御所O先生に話しかけてみたら、予想外にフレンドリーな応対。最近もアクティブに実験してるという噂は聞いていたのだが、実際に話してみて、あの実験に対する研究室内の温度を垣間見た気がする。来月あたり、もしかしたらY体育館あたりの実験の見物させてもらえるかも。

T大のS夫妻、相変わらずの爽やか夫婦だった。あの爽やかさはどこから発せられているのだろうか?奥様の方から、うちの職場から現在渡米中のS君が、来年1月の国際会議のポスター発表を(今回の主賓の)大ボスに押し付けてるらしいという恐ろしい噂を聞いて固まった。「それを押し付けてどうするんですかね?」と聞いたら「その時期はSIGGRAPHの予稿を書くらしい」と言われ、「あ、彼だったらやるかも」とちょっと思った。この噂って本当か?>本人

しかし「同一人物の還暦祝に2回出る」というのも珍しい経験だろうと思うのだが、「祝われる側も、話すネタなんてそうそう無いよね」と感じた。部外者から見れば変な話だろうが、今回の集まりは職場よりもずっと内輪のノリなので、挨拶が研究者向けに最適化された非常に短くシンプルな内容だったのが印象的。やっぱ職場では色んな人がいるから、けっこう気を遣って挨拶の内容を考えてるのかなー、と感じた瞬間だった。

ちなみに今日は祝われる人物であるボスとは一言も会話をしなかった。「お久しぶりです!!」とか鼻息荒く意気込んでる企業人も若干いたが、俺は普段も話す機会なんていくらでもあるし。全体的には俺と同じくマッタリな空気が漂っていた気がする。まぁ本当に信奉している人々の大半は、学会やらセミナー講演やら個人的な機会(ゴルフとも言う)やらで、それなりに会ってるんだろうと思うし、そうじゃない人は今日も来てないってことだろう。

そういえば落日な電器メーカS社の部長Y山さんを初めて見た。ただし、この数時間で顔は完全に忘れた(ぉぃ)。たまたま、知人にその人物の関係者が数名いるので、名前だけはよく聞いていたのだが、想像していたよりもずっと年配の方だった。

しかし、あれだな。料金が高い!一般論で言えば高くも安くも無いレベルだとは思うのだが、1週間のうちに2回も同じ人物の還暦祝に出る立場としてはね…ということで、2次会@ANAホテルのバーには出ずに、有楽町へ移動。なぜ有楽町かというと、一緒にいた人物がスターウォーズの初期3部作DVDを買うというのでビックへ直行したのだった。安売りバージョン(特典映像無し)BOXセットが出てたとは知らなかった。しかし、あの特典映像は捨てがたいものが…と言いつつ買ってない俺。だって特典映像は当時購入した人物と一緒に発売直後に見ちゃったし。

そのまま、同時期に米国にいたBさん+Kさん夫妻と4名で飲みなおしへ。Kさんは、この1年の間にマンションを購入してNackyさんのご近所(もっと駅に近い場所の模様)に転居したそうでびっくり。まぁ元も俺の通勤経路上のエリアだったから、ローカルな引越しだが。ともかく、有楽町のバーデン バーデンで個人的2次会へ。店は、まぁ普通にドイツ系の店という感じ。正直、ビールに関してはキリンのビアビレッジの方が俺は好きだが、これは好みの問題だろう。というか、最近どこで食べても上限が「普通に美味しい」で打ち止めな感じがするのだが、これは俺の感性に問題があるのだろう。話題は、近況の情報交換やら、各種業界の今後の展望など、全く夢の無い実務的な内容。(w なぜか最後の方は「で、結婚の予定は?あぁ、彼女とは別れたんだっけ?」みたいな、半分嫌がらせのような話題へ。大きなお世話だ!