Robbie Williamsはストレート

Robbie Williamsが、「彼はゲイだ」という内容の報道に対して起こした訴訟で勝訴したらしい。

えー、こんな裁判しちゃったら、もう一生カミングアウトできないよ?…という冗談はさておき、俺も彼のことはゲイ(というかバイ)だろうと確信していたから、ちょっとビックリ。そうか、ストレートだったのか。意外だなぁ。

一応、知らない人のためにRobbie Williamを紹介しておこう。詳細はこのあたりを参照されたし。彼は元は英国のTake Thatというボーイズ(アイドル)グループの一員だったのだが、アイドルグループという存在に違和感を感じて、人気の絶頂期に唐突に脱退。(このあたりの経緯からしGeorge Michaelそっくり。)Take Thatの方は、その後しばらくして解散。しかし脱退してみたものの音楽キャリアのために何をすべきなのかわからず、Oasisの愉快な兄弟にくっついて歩き、何かを得ようとしていた。(そもそも、あの兄弟にくっついていく時点でバカ)結局、無為にドラッグと酒に溺れた毎日を過ごしただけで、音楽的に得るものも無く、単なるデブへと変貌する。Oasisの面白兄弟が「あのデブのアイドル」とバカにしてたりしてOasisと仲が悪いのはそういう経緯。
自分のダメっぷりに気づいたWilliamsは真面目にソロ活動を開始する。'97あたりから売れ始め、米国でも一瞬だけ売れる。(ちなみに、この時期が俺の在米時。先に挙げたリンク先にも書かれているように、当時の米国では「遅咲きの新人」みたいな扱いだった)その後は英国を中心に着実にキャリアを築いている。(言い換えれば、米国ではあまり売れてないと思われ。)ちなみに音楽的には英国ポップの王道。彼の代表曲 "Angels" は過去に「英国を代表する曲」みたいな投票とか「自分の葬式で流して欲しい曲」など、いろいろな人気投票で上位に顔を出している、ホントに有名な曲。でも、そこまで名曲かなぁ?また、最近はコンサートチケットの売り上げでギネスブックに載ったりしている。なお、Take Thatが再結成コンサートをするらしいがWilliamsは不参加。それでもチケットはバカ売れらしい。

Robbie Williamsは、そういう感じの隠れゲイな人です。俺はけっこう好き。ああやって真面目にポップミュージック(≠ダンスミュージック)をやってる人は大事だよね。