硫黄島からの手紙

硫黄島からの手紙(Letters from Iwo Jima)硫黄島って,英語では"Iwo Jima"だけど本当の読みは「いおうとう」だそうな.知らなかった…

父親達の星条旗との関連は,いくつかの共通の戦闘シーンを両視点から描いていたりする程度.演出臭さを感じさせず,ただ淡々とストーリーが進んでいくという,いつも通りのEastwood映画だった.しかしながら,同一の戦争を全く逆の2視点から見ることで,戦争の虚しさが非常に強く浮かび上がってくる.たしかにこの「父親〜」「硫黄島〜」の順番で見ると,何か完結した感がある.

敗戦側ということも関係しているのだろうが,何度かグロ映像もあって,「父親達の星条旗」に比べると直接的に悲痛な内容になっていた.それと中村獅童の役の存在意義が全くわからなかった.

唯一アレだったのが,タイタニックばりの「現代→過去→現代」という流れだ.あれはちょっとなぁ…