まだそんなことを…

ゆとり教育見直しに異論続出=「知識より人間力向上を」 ...ええと,まず「人間力」って何ですかね?で,まぁその「人間力」なる謎の能力の向上もいいけど,知識の向上だってメチャメチャ必要なんじゃないのかね?それとも「人間力」ってのは,それさえあれば学力が無くても日本国が世界経済の中で勝ち残っていけるような素敵なものなのかねぇ?日本の少子高齢化社会が現実になって,BRICs(特にC)が台頭してきても,神秘のパワー「人間力」さえれば,日本は経済大国として生き残っていけるのかねぇ? っていうか,通称「ゆとり教育世代」って呼ばれてる連中は,人間力なるパワーがそれほど向上してるのかな?で.その未知なるパワーは,ゆとり教育以前の我々の世代には無いってことか?

なんか,この期に及んでゆとり教育を推進しようとしてる連中そのものが,よくネットで「ゆとり教育の弊害」とか揶揄されるような意見しか出せないバカの集団じゃないかという気がしなくもないような… あ,そうか.自分達が最適解だと思ってるような評価関数だから,バカな意見しか出せない人間を輩出したいってことかもしれんな.

某誌で外国人記者が書いていたのが「自民党は『少子化対策』と題目を掲げているが,実際には昔を懐かしんでいるだけで,何かをやる気があるように見えない」っていうズバリな指摘.たしかに,自民党…に限らず大半の政治家って「世の中がこうだったら良かったのに…」っていう理想世界を夢見るだけで,その理想世界を実現するための案は全く出さないよなぁ.(あるいは逆の方向性で「いやいや軍備が無いと日本はダメになっちゃいますよ」「核兵器だって持っちゃうかも」みたいに,現実の情報を使って扇動しようとする輩もいるが)