Death of a President

Death of a President(大統領暗殺)」…を見るために,久しぶりにTOHOに行ったら,上映前に流れる映像の「秘密結社 鷹の爪」が新作になってた.しまった,もうちょっと早く行けば頭から見れたのに…

という話はさておき,オレが期待してたのは「合衆国大統領が暗殺された結果,大統領になったチェイニーが合衆国をどう導き,世界はどのように動くのか」というような内容だったのだが,実際の内容は,前半が「合衆国大統領の演説の警備状況を振り返りつつ,当日の反ブッシュ団体の抗議デモの激しさを紹介する」という感じで,後半の大半は暗殺犯探しの苦労を紹介するという,「ブッシュ暗殺ってネタ思いついたけど,そこから先の展開はあまり思いつかなかった」みたいな行き当たりばったり感が満載の映画だった.

一応,政治的な話とかも出ないわけでもないし,ムスリムへの人種差別とかのお約束ネタも出てくるわけだが,基本的に米国内の話題だけで終わってるし,後半に入った頃にはめちゃめちゃ眠かった.映像がリアルだったり,検証も妙にリアルな話が出てきたりするのに,あんなショボい内容ってのが勿体無いような気がするけどなぁ.