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2分だけ未来が見える男がFBI捜査員から核テロの予防を依頼され…というストーリー．原作は読んでないが，「フィリップ・Ｋ・ディックの短編から映画化」ってことは，いつもの「核心のネタだけ頂戴してきて，完全に違うストーリー」って感じだろう．
ネタバレになるので詳細は書かないが，どうも世間の批評家は一様にシナリオの根本というか最後のオチに不満を持ったようだ．えー？だって最初の方でちゃんとネタフリというか伏線があるじゃん．その時点で気づかない君たちの勘が悪すぎるんじゃないの？…と思うが，逆に言えば冒頭のセリフで完全にオチが読めてしまった．ま，そうはいっても，この手の映画のオチなんて限られてるけどね．
オレは（B級映画という前提で）わりと面白かったと思う．特に2分間の未来の様々な可能性を探るあたりの描写とかなかなか斬新だったし．
