K-20 怪人二十面相・伝

久しぶりに見る邦画の "K-20 怪人二十面相・伝".元となる「怪人二十面相」は子供の頃に読んだことがあったような無かったような…というレベルだが,予告編で興味を持ったのだが,わりと良かった.ってか,邦画ってこういう映画少なすぎだよな.なんで邦画って「映画」=「感動作」みたいな図式にこだわるのかね?

本作は,架空の都市「帝都」を舞台にしたというのがミソだろう.現実の昭和初期〜中期をベースに,現実とは違う都市が描かれており,それが独特の雰囲気を醸し出している.企画としては抜群に良いと思うのだが,惜しむらくはCGと役者の演技がイマイチ.金城武って,日本語のイントネーションにビミョーに違和感があることが多いのよね.特に重要なシーンで.

続編という噂が出てるらしいが,たしかに続編を見てみたい気はするなぁ.どう作るかは難しいと思うが…