米国のトウモロコシ産業の裏側をドキュメンタリーで描いた良作 "King Corn"．
東部に住む若者２名が中西部へ引越してトウモロコシ農家に転職するのだが，収穫までの１年間に産業全体の構図や，果ては米国の食品産業全体における問題にまでたどり着くという内容．しかし，変にシリアスにならずに笑い所も作ってあり，人形アニメを使った説明もわかり易く，非常にとっつき易い．
「実は米国人の体の大半はトウモロコシでできている」という解説にはちょっとビビった．そう解説しながら彼らは問題のファストフードを普通に食べていたりするわけだが．;-) 個人的には， "Supersize Me" よりも本作の方が怖かったぞ．
