今日の映画:Open Water

今日は映画「オープンウォーター」を見てきた。昨年のサンダンス映画祭で話題をかっさらった作品で、当時から楽しみにしてた映画だ。しかし、サンダンスの話題作のワリには日本における公開のタイミング&宣伝にやる気が感じられない。まぁ、たしかに今の日本市場で受けそうな話ではないのだが....



一応、紹介しておくと、「ダイビンクツアーに参加したカップルが、潜っている間に(手違いで)忘れられてしまい、浮上したときにはボートがいなくなっている。雷雨に襲われ、周囲にはサメがウヨウヨ..彼らはどうなってしまうのだろうか?」という、『実話に基づく』(←ここ重要ね)映画です。

で、見てきたわけだが、正直、かなりブルーな気分になった。"Forgotten"に続いて、「え、それでいいんですか?!」的終わり方。いや、Forgottenの方がマシ。1800円も払わずにレイトショーで見ればよかった。上映時間も80分くらいかな?異様に短いけど、まぁ、低予算映画だしね..って思いつつ見に行ったわけだが、単に80分くらいにしか話が広げられなかったって雰囲気。見る前から「まさか、そんなオチじゃないよね?」と思いつつも、見始めた瞬間から危険臭が強まり、結果は俺の想定していた最悪のシナリオだった。終わった瞬間の劇場内の「ポカーン...」な空気は凄かった。いやぁ、配給会社の判断は正しいよ。こんな映画、真面目に宣伝して良い時期に公開なんてする必要無しだ。

ちなみに某所で呼んだ話では、「忘れられちゃったダイバー」ってのは実際によくある話らしい。なので、「実話に基づく」といっても、世間には色んな実話があるようだ。もうちょっと違う実話に基づいてくれよー。その某所で紹介されてた話では、「セスナ機が海の上空を飛んでいると、海上に何やら見慣れないグレーの輪があった。不思議に思って近づいてみたら、その輪は、遭難したダイバーの周囲に集まったサメの集団だった」とかいうことで、それで発見、救助されたという話もあるらしい。
しかし、ダイビングって怖いね。っつーか海は怖いね。