食い放題

数年ぶりに異動で首都圏へ戻ってきた友人を交えて、横浜で野郎3人で飲むことになった。ちょっと遅れたので「先に店決めて始めてて」と連絡しておいたら、築地玉寿司ということになってた。玉寿司は有名だからURLなんぞ書く必要も無さそうだが、一応、書いておくか...

http://www.tamasushi.co.jp

有名な玉寿司だが、実は今まで一度も入ったことがなかった。webの情報によると台場にもあるようだ。全然知らなかった。やっぱりデックスは未開拓だなぁと自覚。今度、職場飲みの時には出前でも頼んでみたらどうだろうか?
ま、そんな話はさておき、俺は一般的に食べ放題は苦手だ。確実に「元取れてない」感が残ってしまうからだ。それと鮨屋でお好みで注文をするのも苦手だ。というのは、膨大(というと大げさだが)なリストから何を食べるか考えるのが面倒くさいから。俺は板前さんとのコミュニケーションなんて求めていない。ということで、寿司食べ放題は二重苦と予想されるのであった。でも、入ってみたら、意外と普通に注文して食べれた。食べ放題コースの注文の選択肢が意外と少なかったのが理由の一つだと思う。そういうことで、上記の後者の課題は大丈夫だったのだが、やはり「元取れてない」感は残った。

もう10-15年くらい前のことだが、当時の友人(今でも友人だけどね)に「玉寿司は食べ放題なのに、一般の鮨屋レベルでみても美味しい」と聞いていたのだが、今回の感想としては「そこらの回転鮨よりはマシかな」レベルでしかなかった。むしろ、そこらの回転系の方が、邪道かつジャンクな味わいの品があったりして(割り切ってしまえば)満足度は高いような気がする。ということで、コストパフォーマンス的には回転鮨の方が上だと思う。
いや、そもそも俺は回転寿司も昔は嫌いだった。最近は「回転鮨≠鮨」という感じで、その存在を許容できるようになったが。... ええと、だんだん何書いてるかわからなくなってきたが、要は「3500円出して食べ放題に行くなら、3500円で普通に食事した方が絶対に満足度高いよね」ということだ。

店を出たときに待ち行列を見て「お前ら、もっと他に選択肢は無いのか?!」と思った。仮に、玉寿司に来てる客が実際に食べる量の鮨を並べて3500円のセットで出したら、多分ガッカリすると思う。それなのに、世間の人は、なぜ「食べ放題」というキーワードだけで、あんなに惹かれるのだろうか?あ、でも玉寿司も「食べ放題」に「飲み放題」も付いてたら、ちょっといいかも、って気はするな。そうか、わかったぞ。今日の結論:ビールが高いぞ、玉寿司!!(違)