開かずの踏み切り

今日,蒲田近くの踏み切りで30分以上も足止めを喰らった.最後の方はあまりのバカっぷりに半笑いで待っていたが,京急の踏み切りの設計は本当にカスだな.

以前にも,家の近所で深夜に「列車が1台も通らない状態で10分以上も踏み切りが下りっぱなし」という超常現象を見たことがあるが(車を下りて線路まで見に行ったら,はるか向こうの駅に止まったままの列車がいたので,駅で何かあったんだろう),そんな状態で遮断機を下ろしっぱなしにするアルゴリズム(の仕様)はバグと言わざるを得ないだろう.

今日のケースも,何が何だかわけがわからん.そもそも「開かずの踏み切り」といえば,Wikipediaの解説にもあるように,普通は複数の線が通っていて「あの線が通過した後でこっちの線が通過して…」という感じで常に列車が通過し続ける結果として起きるものだ.しかし,今回のは単なる上下線1本づつの普通の路線だ.しかも,30分以上の足止めのうち,最後の20分は遮断機が1度も上がっていないのだが,その20分間は(なぜか)下り方面の矢印は意味不明に常時点灯だ.というか,それこそが原因なのだが.

もちろん,遮断機が下りている間に頻繁に列車が通過しているのであれば,(腹は立つにしても)まだ納得できる.今日のケースでは,下りの列車が通過してもなぜか矢印は点灯したままで,そのまま「来ないなー」と思っていると,おもむろに上りの矢印が点灯→上りの列車が通過→上りの矢印が消灯→さらに1分くらいしてからやっと下り列車が通過→なぜかそのまま下り列車の矢印は点灯しつづける,という無限ループだ.上りと下りで何か安全の基準が違うのか?

ちなみに,その20分間は時計を見ながら待っていたが「2分以上全く電車が通過しない」というタイミングは5回以上あった.しかも最長で3分間もの余裕があった.一体,何を基準に制御しているのかさっぱりわからん.20分も待たされるってことは「列車が品川駅を出発すると蒲田で遮断機が下りる」ってことか?

どうも今日はダイヤが乱れていたらしいが,ダイヤが乱れるのと遮断機のタイミングは論理的に関係無いはずだ.まったく京急の踏み切りのバカっぷりには呆れたものだ.