ベンジャミン・バトン 数奇な人生

ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 (原題:"The Curious Case of Benjamin Button")

ブラッド・ピットが老人から少年まで演じるということでも話題になっていたが,エンドロールによると,数名で演じ分けていた模様.ってか,そりゃそうだわな.老人とか子供については,顔のCGモデルの元データ+MoCapを使った顔モデルの操作(?)をブラッド・ピットがやったということらしいが,これを「ブラッド・ピットが全世代を演じた」って言うのは,実際に演じた方の役者はどう感じているのだろうか?

内容は予想以上でもなく,予想以下でもなくという感じ.全体的にダークな雰囲気を醸し出しつつも,「フォレストガンプ」的な要素も入れたり,ネタ担当の面白キャラも出てきたり.暗くなりすぎず,明るくもなりすぎず,絶妙のバランスだった.しかし,某所でも突っ込みが入っていたのだが「老人のような赤ん坊」で生まれたのに「少年のようにツヤツヤな老人」とかではなく普通の少年(中身は老人)になるあたりは辻褄が合わないような.

あと,密かにお気に入りのティルダ・スウィントンが出演していてビックリした.